あがり症で内気な子を持つ親です。どう接すればいいでしょうか?

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あがり症で内気な子を持つ親です。あがり症の子どもに対してどう接していいのかわかりません。このまま大きくなって社会不安を感じないようにするために、どう接すればいいでしょうか?




下記のアドバイスを実行してみてはいかがでしょうか。ただし、焦らず気長に継続することが重要です。そして迷った時には専門家に相談して下さい。




 あなたの内気なお子さんが、大きくなってから社会不安を感じないようにするにはどうしたらよいか。ここでいくつかアドバイスを紹介しますので、実行してみてはいかがでしょうか。

 ただし、何らかの変化が見えるまでには数ヶ月間単位の長い時間を必要とします。焦らず気長に継続することが重要です。そして迷った時には専門家に相談して下さい。


内気な子どもを持つ親へのアドバイス

アドバイス 具体的にどうすればよいか?
親自身が社交的になること 子どもの見ているところで、近所の人、商店の店員、子どもの友だちの親たちと会話を交わす。
大人たちと接するきっかけを作ってあげること 自宅に友人を招いたら、必ず子どもに紹介する。その際、招いた友人には、子どもに対して簡単な質問をしてくれるようお願いしておく。
他の子どもたちと親しくつき合うきかっけを作ってあげること 誕生会、パーティなどを開いて、子どもの友だちを自宅に招くようにする。また、子どもを招待してくれる家族を探す。
時にはグループ活動をさせること 長期休暇の時は、家族そろって、あるいは友人たちと一緒に出かける。あるいは、体験学習などの合宿に参加させる。
他の子どもたちと新たに知り合うきかっけを作ってあげること 公園などでよその子どもに「お名前は?」、「年はいくつ?」などと話かける。そういう親の様子を観察することで、子どもも同じようによその子に話しかけるようになるはずである。
子どもを急かさないこと、無理強いをしないこと どんな時でも、子どものペースを尊重する。むりやり習い事をさせたり、グループ活動を強要したりしない。子どもが新しい状況に少しずつ慣れていけるよう、余裕をもって見守ってあげること

他人がこわい あがり症・内気・社会恐怖の心理学(クリストフ・アンドレ、パトリック・レジュロン著、紀伊國屋書店)より

 ご参考にして頂ければと思います。