自分の中で心臓がドキドキすることや、喉がカラカラになること、手にじっとり汗をかくと、緊張していることに気付きます。その他、強い緊張や不安を感じることで現れる身体的な特徴や反応はありますか? |
以下に(発生頻度の高い順に)強い緊張や不安を感じることで現れる身体的な特徴や反応を紹介します。
他人がこわい あがり症・内気・社会恐怖の心理学(クリストフ・アンドレ、パトリック・レジュロン著、紀伊國屋書店)P.50より 私たちが感じる不安は、いつもまず初めに、動悸、喉の渇き、発汗といった<身体反応>として私たちの身の上に現れるものだからだ。
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別のよくあるご質問の「実際どんな悩みを持つと対人恐怖症の可能性があると言えますか?」の中であがり症や対人恐怖症の型が抱える“悩み”の特徴について紹介しました。ここでは「緊張や不安を感じる時、実際に身体はどんな反応を示すのか?」について具体的に紹介します。
以下が(発生頻度の高い順に)強い緊張や不安を感じることで現れる身体的な特徴や反応です。
1.動悸が激しくなる。
2.身体が震える。
3.汗をかく。
4.筋肉がこわばる。
5.胃が締めつけられる。
6.口が渇く。
7.身体がほてったり、逆に寒けを感じたりする。
8.赤面する。
9.頭が痛くなる。
10.頭が圧迫されたようになる。
11.気を失いそうになる。
もちろん、この他にも多くの身体的な反応が考えられます。また、人によっては、状況に応じてこれらの反応が現れる度合いもさまざまだと思います。強い緊張や不安をおぼえると、胸が少しドキドキする、あるいはちょっとした身震いがおこるということは誰にでも経験があるはずです。