実際どんな悩みを持つと対人恐怖症の可能性があると言えますか?

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実際どんな悩みを持つと対人恐怖症の可能性があると言えますか?あがり症(対人恐怖症)の抱えている実際の悩みについて、その特徴を教えて下さい。




対人恐怖症の方が抱えている実際の悩みについては
以下の通りです。




 対人恐怖症者の抱えている実際の悩みについて、森田(1960)は、対人恐怖は、そのすべてが対人状況に規定されている特徴を持ち、

 赤面恐怖(緊張し赤面することを、人に見られことが恥ずかしくて悩む)・視線恐怖(人の目が気になる場合と、自分の目つきが周りの人を不快にしているのではないかと悩む場合がある)・表情恐怖(自分の表情がこわばり、ぎこちなくなり、自然に振舞えない)・対人恐怖(人前で緊張することを気にして悩む)・醜貌恐怖(自分の容貌が醜いために周囲の人に嫌な思いを与えているのではないかと思い悩む)・自己臭恐怖(自分の身体から出る臭いが周りの人を不快にしていると思い悩む)

 などの症状を持つ諸類型の総称としている。


 対人恐怖症は、個々の症例によってさまざまな呼ばれ方をされますが、この論文では以下の6つが紹介されています。

赤面恐怖

(緊張し赤面することを、人に見られことが恥ずかしくて悩む)

視線恐怖

(人の目が気になる場合と、自分の目つきが周りの人を不快にしているのではないかと悩む場合がある)

表情恐怖

(自分の表情がこわばり、ぎこちなくなり、自然に振舞えない)

対人恐怖

(人前で緊張することを気にして悩む)

醜貌恐怖

(自分の容貌が醜いために周囲の人に嫌な思いを与えているのではないかと思い悩む)

自己臭恐怖

(自分の身体から出る臭いが周りの人を不快にしていると思い悩む)

 これら6つは主だったものですが、これら6つ以外にも、人ごみの中で電話する時、周囲の人から聞き耳をたてられているように感じ、うまく話せないという「電話恐怖症」や、レストランなど、人ごみの中で落ち着いて食事をとる事が出来ない「会食恐怖症」。自分の言葉で相手を傷つけてしまっているのではないかと思い、自然に話せない「失語恐怖症」など、その症例や特徴は様々です。