プレッシャーや緊張対策に心を鎮める呼吸法が有効だと聞きました。詳しく教えて下さい。 |
プレッシャーを感じて気持ちの高ぶり、筋肉硬直を感じる、ミスなどによって相手や自分に怒りを感じる。こんな時に効果的なのが、ナーディーシュッディーと呼ばれる鎮静呼吸です。
本番に強くなる メンタルコーチが教えるプレッシャー克服法 プレッシャーを感じて気持ちが高ぶりすぎて筋肉の硬直を感じたり(中略)、ミスなどによって相手や自分に怒りを感じる(中略)ことがよくある。そのような場合には、次のようにして心を鎮めるようにしてほしい。
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別のよくあるご質問で、緊張をやわらげ、リラックスを促すような呼吸法として、丹田という、おヘソから数センチ下の下腹部あたりを意識しながら、息を吐き出したり吸い込んだりする「丹田呼吸法」について紹介したことがありますが、
プレッシャーを感じて気持ちの高ぶり、筋肉硬直を感じる
ミスなどによって相手や自分に怒りを感じる
こんな時に効果的なのが、やはり呼吸法です。
ヨーガは、古代インド発祥の修行法でヨガとも呼ばれます。最近では、ホットヨガやヨガスタジオなどの普及によって日本でも(特に女性を中心として)普及してきました。
このヨガにおいて、心や体にリラックス反応を広げるのが本書で紹介されているナーディシュッディ(鎮静呼吸)と呼ばれる呼吸法です。ナーディ(Nadi)とは、体の中にある気の通り道、シュッディ(Shuddhi)は“浄化する”という意味です。ヒマラヤで修行するヨガ行者は昔から、これらの呼吸法を用い、自分の心と身体のバランスを整えていたといいます。
プレッシャーを感じて気持ちが高ぶりすぎて筋肉の硬直を感じたり、ミスなどによって相手や自分に怒りを感じた場合には、この呼吸法を使って心を鎮めるようにしてみて下さい。